東野圭吾『分身』すべて終わりました。放送も…。
早い…。本当に。
最終話が3月1日に完成して、3月11日に最終話の放送。
なんとも慌ただしかった。
最後は放送に追っかけで仕上げていたので、放送が終わっていくことの充実感が得られぬまま、ひたすら制作モードだった。
しかし終わった。すべて…。
去年の11月と12月は1日も休まずひたすら撮影し続けた。
思えば去年(2011年)の2月にお話を頂いてから1年かけてつくったドラマ。
そう考えると本当に子供を産み落とした感じ。(作品を作る度に思うことだけど…今回はひとしお)
編集中、自分の撮った素材を見ながら、
「このカットなんでこっちのアングルから撮らなかったんだ?」などと反省点も多々あった。時間がないとか、天候に左右されたなどいろんな事があったけど、
なんにしても今の自分のすべてだろうなぁと思う。
あっ、このドラマ自体が私の分身?!
‥‥すみません。また自分で茶化しました。
…しかし本当に分身かも。
良い点も悪い点も受け入れながら前に進もうと思う。
今の自分を受け入れるという意味でも。
今回、分身に関わった全てのスタッフ・キャストに本当に感謝です。
どちらかというと新しい出会いが多かった作品だけど、本当に新しい信頼が生まれたなと思う。
みんなもそうであって欲しい…な。
そして長澤まさみの頑張りには心から表彰したい。
不思議に全ての作業が終わった瞬間にその気持ちが押し寄せてきた。
裏方には想像できない戦いと苦労があっただろうとヒシヒシと感じた。
感無量…。
そしてっ!今まだ発売中の雑誌「装苑」4月号に長澤まさみちゃんが登場してます!
きっかけはまさみちゃんと分身にまつわる企画を「装苑」に出そう!と話したことでした。
結果、少し違う企画になりましたが、これまた可愛らしい長澤まさみを見ることができます。
カメラマンのDennis Morris(デニス・モリス)とまさみちゃんと撮影後に撮ったオフショット。
この日、私の大好きなシネマ・ジャーナリストの金原由佳さんに取材してもらったインタビューもWEBでみれます。